福栄不動産にいただくご相談には
同じようなお悩みを持っている方がほかにもいるのでは？というものがあります。
ということで、より多くの方のご参考になるよう、ご相談内容を紹介させていただきます。
(※内容はご相談者様の了解を得て、一部修正しております。)

ご相談内容

マイホームを建てて新生活を始めましたが、跡継ぎがいなくなってしまった実家のことが気になります…
今は両親が住んでいますが、将来的に空き家になる可能性があります。
いまからできることはありますか？

回答

ご実家を離れてマイホームを持った方にとって、ご実家をどうするかは避けられない問題です。
まだ空き家になっていない今の段階から準備をしておくことで、将来的な負担を軽減し、安心してその時を迎えることができます。今からできる具体的なステップをお伝えします。

1.実家の現状を把握する

ご実家の将来を考えるには、まず建物や土地の状態を確認しましょう。
老朽化や修繕が必要な箇所をチェックしたり、耐震性や設備の安全面を見直すことが大切です。
また、不動産の名義や相続の状況を整理することも大切です。

2.家族で将来の方向性を話し合う

まず第一にご両親のご希望を確認しましょう。
「住み続けたいのか」、「施設に移る可能性があるのか」など、今の素直なお気持ちを聞いてみましょう。

そのうえで、「維持する」、「売却する」、「賃貸する」、「リフォームする」などの選択肢を共有し、
ご家族全員が納得できる方向性を見つけることがポイントです。

3.今からできる行動を始める

現状を把握し将来の方向性が固まったら、早めに専門家に相談することが安心につながります。
また自治体が提供している空き家対策に関する補助金を活用することで負担が軽減される場合もあります。
ご実家の現状や将来の方向性にについて整理した内容を、行政の担当窓口や身近な専門家に相談してみましょう。

まとめ

ご両親が住んでいる間に、ご実家の状態や将来について話し合うことは、ご家族全員にとっての安心につながります。今からできる小さな準備を進めることで、いざというときに余裕を持って対応できるようになります。
必要に応じて専門家の意見を取り入れ、最適な選択肢を見つけていきましょう。